メッセージ

電気工事業に未来はあるのか?

『この先建設業はどうなるんだ?』

建設業に従事する仲間からは、ここ数年よくこんな話が出てきます。
確かに20数年前には80兆円以上あった国内の建設投資額は、今や6割程度に下がり、建設業は産業規模そのものが縮小していっています。そして当然、建築構造物に付帯する我々電気工事もこの淘汰の嵐に巻き込まれているのが現実です。
しかしここ数年、新エネルギー関連工事や通信設備工事は急速に増加してきており、これらの工事を積極的に取り込むことで、電気工事はまだまだ成長できる産業になっていきます。


代表取締役 瀬戸 辰也

代表取締役 瀬戸 辰也

社会のインフラを支える電気設備工事

電気工事の基本は、様々な機器に電気を供給すること。この1点に尽きます。そして、この電気を供給するためにケーブルを配線し、ケーブルを配線するために管路を作ります。
この作業は、発電した電気を供給する新エネルギーの場合でも、機器に必要なデータ(電気信号)を送る情報通信でも、基本的には同じ作業と言えます。

太陽光や風力などの新エネルギー産業や、インターネットやスマートフォンの普及に伴う情報通信産業は、これまでの電気・電力がそうだったように、社会のインフラを支える産業に成長しつつあります。そういった『新産業』に取り組む為には、新たに覚えなければならない知識や技術もありますが、電気工事の基本的な技術は至るところで活用することが出来ます。


やりがいと達成感

建設工事業で唯一国家資格を要し、携わる業務も多岐にわたる電気工事は、未経験の人から見れば『大変な仕事』に思えるでしょう。特に勤め始めて1~2年は、仕事の内容が分からない精神的なストレスと、慣れない作業での体力的なキツさで、電気工事士になる事をあきらめてしまう人も少なくありません。しかし3年を過ぎたころから、徐々に図面の内容が理解できるようになり、それを作業に反映させる事が出来るようになります。そしてこの頃になると、作業の一部を任せられるようになるので、自分の判断で材料や工具を選定し、作業を完結させる事も出来てきます。

こうやって自分が携わる作業が増えていき、そしてその工事が完了すると、非常に大きな達成感を得る事が出来ます。この達成感こそが、何も無いところから完成まで携わる電気工事の『おもしろさ』であり、我々電気工事士の『やりがい』となっていきます。